アウトドア同好会夏のレクリェーションに参加して

秋津鴻池病院 森本 隆行

 今回、天川村の洞川温泉キャンプ場で開催された奈良県臨床衛生検査技師会アウトドア同好会主催夏のレクリェーションに参加しました。午前8時に橿原神宮前駅を出発。洞川温泉まで片道約2時間の道のりも、おつまみ片手にビールを飲みつつ自己紹介やビンゴ大会などのゲームを行い、あっという間に到着しました。澄み渡る青空の下、子供は川で魚つかみ、男性陣はバーベキューの準備、女性陣はカレーの下ごしらえとそれぞれが役割を全うし、待ちに待った屋外でのバーベキューとなりました。夏の日差しに照らされて、力強く輝きを放つ緑に囲まれた食事は格別でした。特に、自分は一人暮らしのため牛肉をたらふく食べる機会は久しぶりでついつい食べ過ぎてしまいました。腹も膨れ、酔いも回ったところで、ハイキングの時間になりました。今回のレクリェーションの会場になった洞川温泉はまだ自分が学生だったころキャンプに行ったことがあり、若かりし頃の記憶(卒業してから1年と半年しか経っていませんが…)を頼りに、思い出に浸りながらハイキングすることが出来ました。予定のコースでは展望台まで山道を登り、つり橋を渡って鍾乳洞に行く予定でしたが、酔いと暑さに気力をそがれ山道は断念。途中、名水のごろごろ水でのどの渇きを癒しつつ川沿いの道路をゆっくりと歩いて鍾乳洞に向かいました。鍾乳洞は、まさに自然が作り出した天然のクーラーで外気温が30度を超える猛暑の中でも鍾乳洞内は10度後半で、涼しいと言うよりは肌寒いくらいでした。お酒と日差しで火照った体も自然に冷え、自然が作り出した芸術を心置きなく堪能することが出来ました。今回のレクリェーションの締めとして最後に洞川温泉に汗を流しに行きました。ハイキングでいい汗掻いた後の温泉はまさに地上の楽園。ハイキングの疲れだけでなく日々の疲労もいっぺんに癒されました。また、バスの出発時間まで余裕があったため、ゆっくりと温泉を満喫することが出来ました。心も体も癒されて帰りのバスではもちろん意識は夢の中。とても充実した1日を過ごすことが出来、夏のいい思い出となりました。